【鶴の湯だよりNO238 2010年1月29日配信より】

鶴之助独り言(龍馬にあやかって)

NHK大河ドラマ「龍馬伝」評判いいようですね。
視聴率も23%前後と好調なスタート。

鶴之助は坂本竜馬の大フアン。
小説「竜馬がゆく」全巻これまで3回読破。
何度読み返しても面白く、元気と勇気をもらえるマイバイブルです。

随分と昔のことですが、会社から永年勤続のご褒美に有給休暇と金一封をもらって 坂本竜馬の故郷高知へ一人旅したことを思い出します。

大阪南港から夜中に船で出発、朝4時過ぎに高知の浦戸湾に到着。
この港の船から見た夜明けの景色は、幕末の頃とそれほど変らないらしい。

まずは高知城へ登って、帰り道朝市を散策、それから坂本竜馬生誕の地へむかい、竜馬が遊んだ鏡川沿いをぶらぶら、ぼんさんがかんざし買ったはりまや橋から市電とバスを乗り継いで、桂浜へ。

砂浜にドッカリ腰を下ろして太平洋を眺めながらワンカップで朝日に乾杯、しばらくぼっ〜と竜馬 気分に浸る。
竜馬の銅像凛々しいご尊顔にもまた感動。
その銅像の除幕式で来ていたお婆さんが思わずハラハラ落涙したという。

それから近くの坂本竜馬記念館に動物虐待一歩手前の土佐の闘犬を見物。

夜は老舗の日本旅館で心付け効いたのか仲居さんの給仕で豪華夕食、かつおのタタキ をたっぷり堪能し、高知の夜の帳に繰り出した。

魚のうまそうな地元の渋い居酒屋で飲み直し。
2軒目のカラオケスナックでは土佐に因んで ペギー葉山の「南国土佐をあとにして」に漫画「サムライジャイアンツ」テーマソングを熱唱。

翌日は少々二日酔い気味ながら高知競馬で運試し。
地方競馬はパドックを見れば馬のデキがとてもわかりやすい。

勘も冴えてまくって、6レース中、4レースに的中。

あぶく銭を手にして予定を変更、室戸岬までタクシー飛ばして露天風呂付き高級旅館でもう一泊することにした。

竜馬を訪ねて一人高知旅、いや〜いい旅だった。

龍馬と伏見は縁が深い 今年は大河ドラマで龍馬ブームが伏見にも押寄せそう。
竜馬ブームにあやかって大手筋界隈の商店も大ハリキリ。
鶴の湯も竜馬にあやかりたいところ。

きっと竜馬も寺田屋で伏見の地下水のお風呂にも何度も浸かったことだろう。
そうそう、おりょうさんと新婚旅行で二人で仲良く入った鹿児島塩浸温泉の露天風呂も 「鶴ノ湯」というらしい。
これってチョット無理なあやかりかな?,,,(^_^)/