【鶴の湯だより 2003.7.17配信 NO52より】★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【京の宵山そぞろ歩き】
昨日は、当湯も定休日、夜、
「コンチキチン♪」京の夏の風物詩、祇園祭り
<宵山>につる姫と出かけてきました。
地下鉄<四条烏丸>駅から交差点に上がるとビックリ、四条通りも烏丸通りも人、人、人。
夜の9時だというのに誰も帰る気配のない人波が続きます。
10代〜20代の若者が7割方、特に
茶髪の浴衣ギャルの姿がなぜか目立ってます。
こうまで茶髪が多いと黒髪の浴衣姿を捜してしまうのは私だけでしょうかね?
祭り情緒を楽しむっていうより、人が人を呼んで騒いでるって感じもします。
今日は宵山、人垣を見に来たのではないので、まずは近くの鉾を捜します。
すると四条通り大丸方面に大きな鉾が見えました。
長刀鉾です。
人混みの中を掻き分け鉾の傍へと近寄りました。
この長刀鉾は、明日の朝9:00からの山鉾巡行で先頭をつとめる、いわば山鉾達のリードオフマン。
本物の
お稚児さんが乗る唯一の鉾でもあります。
鉾の上では高校生くらいの若者のはやし方が7〜8名、欄縁に腰掛けながら「コンチキチン♪」と、あの祇園囃子を奏でてます。
この音を聞かないと、祇園祭りという気がしませんよね。
しばらくうっとりと京情緒たっぷりの音色を楽しみました。気分も涼しくなります。
祭りの主役である山鉾は、全部で32基。うち29基が国の重要無形民族文化財とか。
今日17日の
「山鉾巡行」でその勇壮な姿がすべてお披露目されます。
*山鉾情報→
http://www.kyorokyoro.net/event_special/yamaboko.html#0
帰りは
錦小路通りを、新京極方面にぶらぶらと歩きました。
中々渋いお店がたくさんあります。(昼間はもっと活気がありますが..)
途中の茶店「もちつき屋」さんで一休み、
「冷ぜんざい」なるものをいただきました。
これが小豆のまわりにカキ氷、真中に焼餅。しば漬けを小皿に添えて出される何とも不思議な組み合わせ。しば漬けに小豆はチョット複雑な味でした。
でも、京都らしい奥行きがある粋な味とも言えるかも。(つる姫は定番のいちごミルクのかき氷を注文)
おみやげに寺子屋さんの
「ぬれおかき」。これもお餅のようなおかきのようなやわらかくて乙な味。
甘い醤油の味がしみ込んでしっとりとした美味しさです。
*ぬれおかきのHP→
http://www.mochiyaki.jp
夜の宵山そぞろ歩き、たまにはいいもんですね。
(^^
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今週の露天風呂(7.22迄)――――――――――――――
赤ワイン風呂です。甘酸っぱいワインの香りで湯ラックス!
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お風呂BGM(7.22迄)――――――――――――――
ソフトジャズで「ジャッキー・マクリーン」で渋くいきます。
それでは今週はこのへんで。(^o^)/
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