【鶴の湯だより NO35 2003.3.20配信より】
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こんにちは、鶴之助です。

今日は少し暖かったですね。春の足音が聞こえて来るようです。
京都の桜の開花予想は、3.28頃だそうです。もうすぐですね。

京都の桜の名所の開花状況は、京都観光連盟さんのサイトで見ることができます。お花見前にチェックされてからお出かけになると便利かも→ 
 http://www.kyoto-kankou.or.jp/

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■今週の露天風呂(3.25迄)
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抹茶風呂です。濃縮の抹茶の液体エキスを1時間に1回投入します。
お茶の香りでゆっくりと湯らっくすして下さい。(*^^*)

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■お風呂GGM(3.25迄)
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女性ボーカル特集ということで、エンヤと小野リサCDならします。
ジャンルは少し違いますが静か目でソフトな歌声はお風呂BGMによく合います。♪

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■鶴之助独り言 <イラク攻撃と日本>
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とうとうイラクへの攻撃が今日、始まりました。
ん〜でもアメリカがこうまで慌ててイラクを攻撃する理由が今ひとつ解せないんですが。
攻撃の理由は、イラクの石油利権とか、一昨年9.11のテロ組織とのイラクの関与とか、中東におけるアメリカの覇権の確立とか、理屈は色々ありそうです。

でもやっぱり一番はイラクを叩くことでテロへの潜在的な危険を積極的に取り除こうとする理由が強いように思います。(テロ予防戦争)
「ならず者は成敗してしまえ」という世界の警察を自認するアメリカの正義の論理。
でもそれにしても、性急過ぎますよね。
ブッシュ政権内部では、ラムズフェルド国防長官やウォルフォウィッツ国防副長官ら、所謂「ネオコン」と呼ばれる強硬派がリードして、力ずくで自由と民主主義を中東に広めて親米化させようとしているらしいです。
9.11のテロ以降フセイン政権打倒がブッシュの国家戦略で既定の路線だったのでしょう。                                                                                                                                                                                       
でも、イラク攻撃の大義名分としたアルカイダとイラクとの繋がりや大量破壊兵器保有もハッキリとした証拠がない。よって国際社会を説得できないまま挙げたこぶし下ろせないで見切り発車ってところですね。
鶴之助ももちろん戦争なんて反対です。しかし一方的なテロや武力脅威もあるわけで国の安全を考えた場合、単に平和論だけで解決できないところもあると思います。

小泉首相が、早々にアメリカ支持を表明して内外から非難轟々です。確かに日米安保に国の防衛を全面的に頼ってる今の日本では北朝鮮問題もあり中々アメリカにノーって言えない。
よって、アメリカとの一蓮托生の道を小泉さんは選択したわけです。いわば苦渋の選択。
指導者としては非常にむずかしい決断ではあります。

さてこれからは、鶴之助の私見です。
職業として政治家なら冷静にどちらの選択が日本にとって国益になるか判断しなければなりません。
でもこの場合、アメリカにNOと言うリスクもあるけれど、それ以上にアメリカを支持することでテロのリスクやアメリカの戦争に拍車をかける危険もあるわけでどちらを選択しても、それぞれデメリットがあります。つまり国益を考えた場合どちらの選択にも優位性はありません。

こういうどちらの選択も国益に適わない時には、原理原則に従って国際社会(国連)の筋を通すべきです。つまり、日本は「国連決議無しのイラク攻撃には賛成できないと」反対態度を対外的には貫くべき。
国連が機能しないでアメリカ一国の思惑で世界が翻弄される状態は、危険です。
正論でアメリカに忠告し抑制を求めるのも同盟国日本としての立派な態度表明です。

それでも実際に戦争が遂行された時には、真先にイラクの復興に人も金も出して全面協力をする。
この方がスッキリしているし、アメリカはもちろん国際社会の信用も得られる。

正論を言われたから日本が侵略されてもアメリカは防衛しない、そんなヤワな日米関係ではないはずです。また、アメリカもそんな狭量な国でもないでしょう。
皆さんはいかにお考えですか?(^_^)/
                                                              
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