【鶴の湯だより NO27 2003.1.23配信より】
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こんにちは、鶴之助です。

まだまだ寒い日が続きますが、如何お過ごしですか。
こういう季節体が冷えますが、こんな日は、銭湯の 大きな湯舟で温まると、体がポカポカ2時間位は軽く 持ちますよ。どうぞ、暖まりに来ておくれやす。(*^^*)

ホームページを更新しました。<つる爺がゆく>の 特選バックNOを集めて特集してます。 軽く笑ってもらえるかも…PCの方チョット覗いてみて下さい。

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■今週の露天風呂(1.28迄)

好評につき、もう一週抹茶風呂続けます。
まさに抹茶の中に入ってるみたいなお風呂ですよ。

■お風呂BGM(1.28迄)

ジャズに、今週は久々に荒井由美CDいれてみます。 〈卒業写真〉〈中央フリーウエイ〉等懐かしい名作が 入ってます。

■鶴之助独り言(深作欣二逝く)

先週、深作監督が亡くなられました。
実は鶴之助、深作欣二のフアンなんです。
深作監督作品はほとんどみていますが中でも「仁義なき戦い」シリーズは 不朽の名作だと個人的には思っています。(昭和48年〜50年全5作品)
役者も当時の東映の看板スターを勢揃いして撮ってますので見応えのある 作品に仕上がっています。

カメラがぐらぐら揺れたり、レンズに血しぶきが飛んだり、躍動感溢れる カメラワークや凄みのあるセリフにリアルな演出はとても斬新で、テンポ もよく、それまでの型重視の任侠映画に新風を吹きこみ、大ヒットしました。

あの人間のギラギラした欲望をストレートに映像に叩きつける描写は、軟な 人間では絶対撮れません。深作世代の独特のパワーが溢れています。
今も、色んなバイオレンス系のVシネマや映画をよく見ますが、仁義〜を越える ダイナミックな日本映画は未だに見たことありません。

作品の根底には、常に偽の権威に対する本物のアウトローの逆襲、反骨といった ものが一貫して感じられます。相当エネルギッシュな人だったんでしょうね。
そんな作風ですから、女性よりも圧倒的に男性受けする監督さんと言えます。 海外でも、新進の若手監督の評価は高く、あのタランテイーノなんかは、相当 に深作作品の影響を受けているとか。

他では「蒲田行進曲」や「青春の門」なんかも有名作品でいいんですが、マイナー どころで「北陸代理戦争」「柳生一族の陰謀」「県警対組織暴力」なんかは深作監督 らしい作品でオススメです。
また惜しい監督が亡くなられました。ホント残念です(T_T) 週末は、ゆっくりと監督を偲んで、深作作品レンタルしようかな。(^・^)/                                          

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